IoT製品の「作りたい」をお手伝いします

私たちの強みは、回路設計や機器開発・製造に加え、上位クラウドシステムの連携などによるIoT関連サービスをトータルで開発できるところです。

当社は、設立より30年前間、Windows・DB・制御系システムに加え、ここ最近はWEB・クラウド系の開発を行っています。
また、グループ会社サイコス・ジャパン(キヤミーと同代表)では設立より20年間、ものづくりと製造・量産を多く手掛けています。
近年、IoTの需要が高まり2社の協力体制によって、開発依頼を受ける機会が多くなってまいりました。

開発事例

飲食店向けお料理品質監視カメラ

厨房で出来上がった料理を本部で画像として履歴に残しておきたいという要望で開発をしたIoT機器です。距離センサーで検知した料理をM5カメラで撮影しインターネットを通じて本部にリアルタイムに転送します。

バーコードデータインターネット送信機

店舗で商品を販売したデータを、ハンディターミナルからリアルタイムに本部に転送する装置という依頼で開発をました。WindowsPCが不要となり安価で安定したインターネットによるデータ転送を実現しました。

密検出IoTエッジデバイス

MEMS非接触温度センサ(32×32 pixel)で人の密度と温度・湿度・照度を検出。密状態で警報を発して注意喚起するとともに、その状況をBLE-GW経由でクラウドに通信。密状態を点と面で把握するためのエッジデバイスです。

人理解画像センシングデバイス

人の表情(喜怒哀楽など)、年齢、性別などを推定するセンサを備えたマーケティング用のエッジデバイス。人の気持ちをセンシングして情報提供や製品選択に反映させて従来の製品に付加価値を提供します。

開発プロセス

以下、弊社で行う企画から開発までの流れをご説明いたします。

01.アイディアをできるだけ具体的にまとめる

ある特定用途向けに少ない数製造するものと、大量に作り不特定多数に販売するものでは作り方も部品選定も変わります。
これから作る製品の肝となるのでしっかりじっくり決めていきます。

  1. だれが、どんな時に、どこで、なんのために、どのくらいの頻度で使うのか?
  2. どんな機能が必要なのか?
  3. いくらくらいで、何個くらい、どんな方法で売りたいのか?
  4. 大きさはどのくらいなの?

子供から大人までプログラミングやモノづくりが楽しめるかわいいロボット。 人間と同じ形で、同じ機能(歩く、しゃべる、見る、きく)があって、ぴかぴか光らせてブーブー鳴らしたい。 ケーブルは邪魔だから絶対ワイヤレスで電池で動く。

02.機能試作

機能面と合わせて、価格や完成イメージが製品を実現できるかを重要視します。
また、製品信頼性のために、技術エビデンスのしっかりしたメーカー品や入手しやすい部品を選択します。

  1. ターゲットプライス・イメージを実現できる部品・部材の調査・選定を行い調達します。
  2. 既製品、サンプル品を使い、できるだけ早く・簡単に完成のめどがつけられるように機能検証を行いながら試作を行います。

Arduino互換により工作と学習イメージを強く出す。Arduino汎用部品で構成することで拡張性を持たせる。CPU=ATMEL8nit+USB+BLE /手足顔=サーボモータ/しゃべる=TTS/音=BEEP/目=距離センサー/耳=マイク…ポート割付

03.実証試作

既製品から必要部分を切り取り、不要部分を削除し、製品に近づけるために設計・試作を何度も繰り返します。
表示器・操作スイッチ・パネル・ケースなどすべての面において製品を完成させるための設計・試作を行い組み立てます。

  1. 製品化を目指し、調達しやすい部品や組み立てやすい機構など、またコストダウンのための機能見直しなども同時に行います。
  2. コスト・使用面から、ソフトウェアとハードウェアの境界線を見つけ技術のトレードオフを行います。

安定した二足歩行の足幅や長さ/同時同軸制御による人間らしい動き/音検知レベルのためのオペアンプ定数あわせ/アナログとデジタルの混合注意/共通モータ電源とCPU電源による誤動作防止方法/BLEでの混信テスト/サーボモータジッタ制御/ATMELネイティブコード化の検討(割り込みポートの見直し)/PC側上位ソフトとの通信調整(ハードとソフトのトレードオフ)

04.量産試作

何度かのトライを繰り返し、製品と同じものを完成させることで量産設計を固めます。
電子部品については、部品市場の状況を判断し、入手しにくくなる可能性のある部品の代替えをさがしたり、筐体・機構部分についてもCNCなどによって精度をあげ勘合のチェックなどを行います。
ソフトウェア等修正の聞くものについては、完成の目途がついていれば焦らずにじっくり進めていきます。

  1. 量産のために、組み立て方法などを見越した詳細設計などを行います。
  2. コスト面からの素材選定なども行います。

デザインの最終調整/製品部材での試作

05.テストモデルの作成

量産と同じモデルを複数台作成し、安定して動作するか?製造時に気を付ける点はどこか?
検査ジグ等はどのようなものが必要で、どのように実施するか?
実際に使用してみて製品的な問題はないか?などを検証します。

06.量産・製造

量産は数量・ターゲットプライスによって、国内・台湾・中国のいずれかで行います。
量産試作が完了した時点から、金型が必要な製造の場合は、完成納品まで約60日以上必要となります。
工程

  1. 金型:約60日、金型作成費用目安 国内120-150万円/型、中国60-90万円/型)
  2. 部品調達:製造後の責任所在・補償等から部品は代理店・商社を通じて工場または中間代理店側で行います
  3. 基板等:基板実装工場が提携している業者にて対応します
  4. 組み立て:規模によって工場を使い分けます
  5. 検査ジグ・検査工程:開発元である弊社側から技術提供を行い工場への指導を行います。
  6. 出荷前検査:検査項目書を作成し実施します
  7. 出荷:船便の場合中国・台湾の場合10日前後、飛行機便の場合3~5日がかかります。
    ※税関申告・通関等は指定乙仲業者に依頼しいますが、書類の準備等は弊社で行います。
    ※現地出荷通関時や国内通関時にX戦検査や抜き取り検査などによって必要以上に時間がかかる場合が発生します。
    ※輸入にかかわる様々な手続き・費用は弊社側で建て替え、後日お客様にご請求となります。
  8. 入荷検査:弊社もしくはお客様にて実施

07.データ連携クラウドシステム開発

機器側の開発と上位側の開発を弊社内でできるため、IoTの一番大切な「データ」に関する設計と効率良いシステム構築が短期間にできます。
初期のアイディアをまとめている段階から、上位システム連携までを見越した機器づくりができることによって、ハード・ソフト・システムのトレードオフが可能になります。
また、一社で完結するため、変更・メンテナンス開発時・運用時の問題解決もスムーズで、無駄な費用やお客様のストレスもかかりません。

  1. データ量と頻度による機器とクラウドによる効率よいデータ授受仕様
  2. クラウド側DB設計と分析・集計システム(C#,Php,Python,Excel.SQL Server,MySQL,HTML,JAVA..)すべてに対応可能です

試作用簡易設備

社内である程度の試作ができるように、電子基板からメカまでの一通りの試作用機材をそろえています。

半田印刷機

部品実装前の電子基板にはんだペーストを印刷するために手動型の卓上はんだ印刷機を所有しています。

部品実装(手載せ)

製作枚数が少ない場合や簡単なものは、手動でチップを基板上に実装します。

自家製自動マウンター

製作枚数が多い場合に対応するため、卓上型小型の自動チップマウンターを開発しています。

リフロー

実装済みの電子試作基板を完成させるために卓上型の簡易リフローを所有しています。

3Dプリンター

簡単な機構部品やケースなどを作成するために卓上型の小型3Dプリンター(FDM式)を所有しています。

レーザー彫刻機

プラスチック・木などを切断したり、パネル彫刻をするために30W、65Wを各一台所有しています。