インターネット経由でデータ収集するには
クラウドが普及している昨今、社外ネットワーク(インターネット上)を通じて、ファイルなどを共有する機会も増えてきました。
いざインターネット上などで、情報共有などを行おうとすると
- Webサーバーを構築しないといけない
- 外部と(インターネット上で)ファイルを共有するとセキュリティが心配
といった懸念があります。
インターネット経由などでファイルを共有する手段としては、ネットワークストレージ(DropboxやownCloudなど)があります。
ファイル共有は、共有しているファイルを操作できてしまうので
「あらかじめ決められた方法だけで入力を続ける」には、
- 「入力のルール」を決める。
- メンバーが、そのルールを守る。
必要性が出てきます。
そういったときには、「入力フォーム」を使って、入力方法を固定化することで、データに一貫性を持たせるというのが一般的です。
ところが、ファイル共有したファイルに「入力フォーム」を作成するには、それなりの専門知識が必要と思われがちです。
こういった手間をかけている時間もない時などには、「Googleフォーム」を使うと、かなり手早く入力フォームを作り、データ収集を行うことができそうです。
Googleフォームにアクセスする
Googleフォームは、Googleアカウントが必要です。
ただ、Googleアカウントを持っていても、この「Googleフォーム」は見つけるがちょっと面倒です。
「Googleフォーム」の場所
GoogleのHPで、9つの四角の部分をクリックすると、Googleのいろいろなサービスのアイコンが出ます。
その一番下の、「もっと見る」をクリックします。
「もっと見る」を開くと、さらに一番下に「さらに、もっと」が出て来るので、「さらに、もっと」をクリックすると、Googleのサービス一覧が出ます。
Googleのサービス一覧の中のカテゴリ「ホーム&オフィス」のところに「フォーム」があります。
ここから「Googleフォーム」へアクセスします。
Googleフォームはアンケート用?
「Googleフォーム」の説明などを見ると、「アンケート」を行う画面を作るためのサービスに見えます。
ところが、このGoogleフォームの内部構造は、
- ユーザーが作成した画面(フォーム)にデータを入力する
- 入力したデータは「送信」ボタンを押すと、送信される
- 結果が集計される
ようになっています。
当然、この「3. 結果が集計される」は、集計するデータが存在するので、集計できるようになっています。
Googleフォームで集めたデータはどこにいくか
集計されたデータは、どこに保存されるかというと「フォームを作成したアカウントのGoogleドライブ」にスプレッドシート(表形式データ)として保存されます。
Googleフォームで収集したデータは、デフォルトの場合、「フォームを作成した人しか見ることができないファイル」です。
複数人でこのデータを見る場合は適宜、共有設定を行えば、アクセスできるようになります。
また、データが蓄積されたファイルを、Excelなどの表計算ソフトで、データの集計・解析にもかけることができます。