ブール型と論理演算子
比較演算子で比較すると、その条件式は1つですが、2つ以上の条件式の組み合わせを記述するために「論理演算」と呼ばれるものがあります。
ブール型
条件式の判定結果は、True(真)かFalse(偽)のどちらか1つの値をとるブール型とよばれる値となります。
論理演算子
1つの条件式だけではなく、複数の条件を組み合わせた複雑は条件式もあり、複数の条件を組み合わせて条件を判定する演算子を、論理演算子(ブール演算子)と言います。
Pythonの論理演算子は、次の3種類があります。
- and 演算子
- or 演算子
- not 演算子
and 演算子
複数の条件式の結果がすべてTrueかどうか判断するための演算子です
すべての入力値が True のときのみ結果が True となる論理演算は、論理積 といいます。
or 演算子
複数の条件式の結果にTrueのものが1つでもあるかどうか判断するための演算子です
すべての入力値が False のときのみ結果が False となる論理演算は、論理和 といいます。
not 演算子
not 演算子は、and 演算子・or 演算子と異なり、条件式の結果がTrueの場合にFalse、結果がFalseの場合にTrueを返すという演算子です。
入力値が反転した値が結果となる論理演算を、否定 といいます。