Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/cycos/cammy.co.jp/public_html/technical/wp-content/themes/cocoon-master/lib/utils.php on line 2604

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/cycos/cammy.co.jp/public_html/technical/wp-content/themes/cocoon-master/lib/utils.php on line 2604

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/cycos/cammy.co.jp/public_html/technical/wp-content/themes/cocoon-master/lib/utils.php on line 2632
Python

Pythonの基本について

Pythonの基本

 

ここでは、Pythonでプログラムを作成するにあたり必要となる基本項目について説明します。

整数と実数

Pythonで使用する数値には大きく下記の2つがあります。

小数点のない数値(1、2、・・・など) 整数
小数点のある数値(1.0、1.1、1.2、・・・など) 実数

整数データ型には制限や最大値がありません。
条件チェックで使用するために整数の最大値や最小値を取得する必要がある場合は、float(‘inf’) と float(‘-inf’) を使用して、Python で正と負の無限大を取得することができます。

変数

変数はデータなどに名前をつけて、その値を取り扱うための「入れ物」となります。Pythonで変数の値を設定するには、’=’を使って値を代入します。
変数名をつけるには、以下のようなルールがあります。

  • アルファベットや数字などを使うことができます。
  • 記号は、_ (アンダースコア)だけ使うことができます(_ 以外の、+や-などの記号は使えません)。
  • 数字から始まってはいけません(a1 という変数名はOKですが、1aなどは数字で始まるためPythonではエラーとなります)。
  • if、while などの、Pythonで用途が決まっている単語(予約語と言います)は使えません。

ルール上はひらがなや漢字なども使うことはできますが、ちょっとわかりにくいエラーの原因になってしまうことがあるので、できるだけ半角のアルファベットと数字、_ だけを使うようにしましょう。

数値演算

Pythonでは計算処理(数値演算)を行います。計算を行うには「数値」と「演算子」がなければなりません。Pythonで四則演算を行うには、下表のように書く必要があります。

演算
足し算 a + b
引き算 a – b
掛け算 a * b
割り算 a / b
余りの算出 a % b
べき乗 a ** b

 

整数除算

Pythonには除算をしたときの結果を自動的に整数値にするための方法があり、除算で使う’/’を2つ並べる’//’と除算の結果を整数とすることができます。整数除算では、計算する数値が実数であっても小数点以下を切り捨てて整数と同等の値にします。

通常の割り算

6 / 4 # --> 1.5 になります

整数除算

6 // 4 # --> 1 になります

実数で整数除算を行った場合、小数点以下は切り捨てられます。通常の割り算で 6 / 4 は 1.5 になりますが、整数除算の場合は 1.0 となります。

6.0 // 4.0 # --> 1.0になります

 

コメント

Pythonでは’#’からその行の終わりまではすべてコメントとなり、Pythonの処理では無視されます
Pythonの「処理で無視される」ということは、どんなことを書いていてもエラーにはならないということです。

1行の途中からのコメント
(「# –> 1.5 になります」の部分がコメント。6  / 4 の計算は実行されます)

6 / 4 # --> 1.5 になります

1行全体のコメント
(「# この行はコメント行です」の部分すべてがコメントとなります)

# この行はコメント行です

プログラムを作った後、しばらく経ってから同じプログラムを見た時になにをしていたか分かるように、できるだけ分かりやすくコメントを書いておくようにしましょう。

関数

関数は下記のような方法で利用します。

関数名(引数1, 引数2, ...)

プログラミング用語では、関数を利用することを 「関数を呼び出す」 と言います。また、関数を実行するときに必要となる値などを「引数」として与えます。
そして、関数を実行した結果は、通常「戻り値」と呼ばれる形で、関数の呼び出し元にデータを返します。

関数呼び出しの例

A = abs(-200)  # abs()という関数を呼び出し絶対値を取得します

ここでは、abs()関数という”絶対値を取得する関数”に引数”-200″を与えて呼び出し、戻り値をAという変数に格納しています。

※関数の作成(定義)の方法などは、別途書いていきたいと思います。

モジュールとimport

Pythonは関数などを使いやすいよう目的や種類別に分類して提供しています。Pythonが機能を分類している単位を、モジュールといいます。モジュールを使用するには import 文を使用します。

import文の書き方

import モジュール名

import文の例(mathというモジュールをインポートしています)

import math

モジュール内の関数は、<モジュール名>.<関数名>という形で呼び出しを行います。

import math

x = 10
y = 5

print(math.log(x))
print(math.log(x, y))

使用頻度の高い関数(abs関数)などは、モジュールをインポートしなくても使えるようになっていて、これらの関数は 組み込み関数 と呼ばれます。

 

タイトルとURLをコピーしました