説明
中括弧(波括弧)は、C++プログラミング言語の主要な部分です。
中括弧は、以下のようにいくつかの異なる構造で使用されており、初心者にとっては混乱の元となることがあります。
開き中括弧{の後には、必ず閉じ中括弧}を付けなければなりません。これは、「中括弧のバランスが取れている」とよく言われる条件です。Arduino IDE(統合開発環境)には、中括弧のバランスをチェックする便利な機能が搭載されています。中括弧を選択するか、あるいは中括弧の直後の挿入ポイントをクリックするだけで、論理的に一致する中括弧がハイライト表示されます。
初心者やBASIC言語からC++に移行したプログラマーは、中括弧の使い方に戸惑いや困難を感じることがあります。
サブルーチン(関数)のRETURN文、条件分岐のENDIF文、FORループのNEXT文は、同じ中括弧で置き換えられます。
アンバランスな中括弧は、しばしば暗号のような不可解なコンパイラエラーを引き起こし、時には大きなプログラムの中で追跡するのが困難になることがあります。様々な使い方があるため、中括弧はプログラムの構文にとって非常に重要であり、中括弧を1行または2行移動させることで、プログラムの意味が大きく変わることがよくあります。
コードの例
中括弧の主な用途を以下の例に示します。
関数
void myfunction(datatype argument) { // any statement(s) }
Loops
while (boolean expression) { // any statement(s) } do { // any statement(s) } while (boolean expression); for (initialisation; termination condition; incrementing expr) { // any statement(s) }
条件付きステートメント
if (boolean expression) { // any statement(s) } else if (boolean expression) { // any statement(s) } else { // any statement(s) }