説明
if…elseは、複数のテストをグループ化することで、基本的なif文よりもコードの流れを制御することができます。if文の条件がfalseになった場合、else(もし存在すれば)が実行されます。
elseの後には別のifを記述することができるので、互いに排他的な複数の比較を同時に実行することができます。
各比較は結果が真になるまで次の比較を行います。真の結果が見つかると、それに関連したコードブロックが実行され、プログラムは if/else 構造全体の次の行へとスキップします。真の結果が見つからなかった場合、elseブロックがあればそれが実行されます。
なお、else ifブロックは、elseブロックがあってもなくても構いません。
else ifの分岐は、数の制限なく行うことができます。
構文
if (condition1) { // do Thing A } else if (condition2) { // do Thing B } else { // do Thing C }
プログラム例
以下は、温度センサーシステムのコードからの抜粋です。
if (temperature >= 70) { // Danger! Shut down the system. } else if (temperature >= 60) { // 60 <= temperature < 70 // Warning! User attention required. } else { // temperature < 60 // Safe! Continue usual tasks. }