最近は、工作できるロボットもいろいろ出回るようになりました。
工作でロボットを作り、Arduino IDEで動かすことができるもののたくさん出回っており、
Arduino互換(ATmega328P)ということもあり、Rapiro(ロボット工作キット)を1台購入、製作してみました。
到着
届いたときの写真
比較しているものは、iPhone5です。
思っていたより大きいです。
箱を開けて組み立て
組み立ては、プラモデルを作るのと同じような感覚で作れます。
基本はねじ止めのみで接着剤などは不要です。
組み立てた外観はこんな感じ
サンプルプログラムを書き込む
オフィシャルサイトからサンプルプログラムをダウンロードします。
USBで接続し、Arduino IDEでサンプルプログラムをRapiroに書き込みます。
サンプルプログラムを書き込むだけでは、Rapiroは動いてくれません。
シリアルコンソールでコマンドを入力して送信してあげないと動作しません。
シリアルコンソールで通信速度は’57600’に設定します
(普段、Arduino IDEでは’9600’で通信している方は変更しましょう)。
USBケーブルを接続して、Rapiroを動かすときは電池用のスイッチをONにしましょう。
スイッチを入れていなくても、LEDは制御(点灯消灯など)できてしまうので、つい忘れてしまいます。
スイッチOFFのままだと、モーターは動かないので悩むことになります。
主要なコマンドと動作
LEDを消灯する
#PR000G000B000T010 | LED全消灯 |
#PR000G000B000T100 | LED全消灯<ゆっくり> |
LEDを赤で点灯する
#PR255G000B000T010 | LED点灯(赤) |
#PR255G000B000T100 | LED点灯(赤)<ゆっくり> |
LEDを緑で点灯する
#PR000G255B000T010 | LED点灯(緑) |
#PR000G255B000T100 | LED点灯(緑)<ゆっくり> |
LEDを青で点灯する
#PR000G000B255T010 | LED点灯(青) |
#PR000G000B255T100 | LED点灯(青)<ゆっくり> |
応用するとこんな色も出せます。
黄色
紫色
水色
モーターの動作
#M0 | 直立状態にする。 |
#M1 | 前進する。 |
#M2 | 後退する。 |
まとめ
手順通り組み立てて、サンプルプログラムをダウンロードして書き込めば、確かに動いてくれます。
なかなかきれいに動いてくれるんですが、いきなり出来が良すぎるような気もします。